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職場での人間関係を良好に保つための4つの要素

職場での人間関係を良好に保つための4つの要素ビジネスマナー
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私たちは、毎日の生活の中で様々な人と接触点を持ちます。働いている人であれば、家族と接する時間かそれ以上の時間を職場の人とともに過ごしているのではないでしょうか?接触が多ければ多いほど人間関係も複雑になってきます。特に家族でない他人である職場の人たちとの関係はがうまくいくかどうかは仕事だけでなく普段の生活にまで影響を及ぼすほどのストレスを持ち込むことにも関係しています。では、あなたはうまく職場の上司や同僚と接することができていますか?

今回は会社で人間関係を良好に保つ誰にでもできる4つの要素について考えてみたいと思います。

 

挨拶

1つめの要素は挨拶です

社内での挨拶はとても重要です。取引先などにはきちんと挨拶をしているのに、社内ではきちんと挨拶ができない、というかしない人が多くいます。「おはようございます」「お疲れさまでした」「お先に失礼します」といった「あいさつ」をきちんとしている職場は、人間関係が良好な場合が多いと言われています。

仕事柄でいろいろなオフィスにお邪魔することがありますが、お互いにどのようにあいさつしているかで社外の人間でもなんとなくではありますが職場の雰囲気を感じ取ることができます。

また、社内での挨拶は、お互いのモチベーションを上げることができますし、人間関係という点でも親しくなるきっかけとなりますのできちんと積極的に挨拶をするようにしてください。

特に、出社した時の挨拶は重要です。私たちは、会社でいろいろな人と一緒に仕事をします。そうした人と1日最初に顔を合わせるのは多くの場合、朝です。では、あなたは朝、職場の人に会ったとき大きな声で“おはようございます”と挨拶ができるでしょうか?

挨拶が大切なことはみんな知っていると思います。しかし、挨拶をしない人や挨拶をしてもモゴモゴと呟くだけの人も多いことも現実です。当たり前のことと分かっていてもその当たり前なことをしない人が多いということです。今までしてこなかった人にとっては、朝元気よく挨拶することは、最初は慣れないので、勇気がいるかもしれませんし、ぎこちなく感じるかもしれません。

まず一回、とりあえず騙されたと思ってやってみてください。朝は1日のスタートですから元気を出して、みんなのテンションを上げるくらいの気合いで挨拶してみてください。一回すれば、2日目はもっと楽に挨拶ができます、そして自然にできるようになっていきます。挨拶は、習慣です。必ず2−3日するうちに慣れていきます。

また、仕事が終わったら、挨拶をしてから帰るのは当然のことです。中には退社するときには「お疲れでした~」とか「お先で~す」などと語尾を伸ばした軽薄な挨拶をする人もいますが「お先に失礼します」と明るいトーンで丁寧に挨拶するよう心がけてください。

時々、若い人の中には上司に対して「ご苦労様でした」という挨拶をする人がいますが、ご苦労様という言葉は、目上の人が、目下の人をねぎらう際に使う言葉です。ですから、部下が上司に対しての帰る時の挨拶としては不適切です。上司が先に帰る時にいつも聞いている「ご苦労様でした」を、混同して使わないように注意してください。

また、勤務中、職場内で同僚に顔を合わせたときに「お疲れ様です」と先に声をかけるとあなたの印象を良くすることができます。ぜひ、自分から積極的に挨拶をしていきましょう。

外出する機会がある人は外出時や戻った時の挨拶も重要です。席を外すときや外出するときは「席を外します」とか「○○へ行ってきます」と大きくはっきりと伝えてください。そうすることによって、あなたが外出しているということを他の社員に認識させるとともに、残っている社員があなた当ての電話などの問い合わせがあった時に、ストレスなく速やかに対応する助けになります。

また、外出先から会社へ戻ったら「ただ今戻りました」と元気に挨拶してください。「社内に戻っている」ということを周りに認識してもらうことができます。また、誰かが外出する際には「行ってらっしゃい」帰ってきたらお帰りなさいと挨拶しましてください。

自分から挨拶をきちんとする人は周りの人に良い印象を与えます。時々、挨拶は後輩からするものと決め付けている人もいるようですが、先輩後輩に関係なく意識して積極的に自分から挨拶をしていくようにしましょう。

 

笑顔を心がける

会社で人間関係を良好に保つ2つめの要素はできるだけ笑顔を心がけることです。

先ほど考えた挨拶の時はもちろんですが、普段から笑顔を心がけるなら、相手に安心を与える事ができます。

仕事中、ずっと笑顔でいることはできませんが、意識して笑顔で過ごすようしてみてください。人は笑顔になると、脳が刺激されドーパミンが放出されます。それが幸福感を司る部分を刺激して、幸せな気持ちになるようです。そのような気持ちで仕事をすれば他の人と良い関係を維持するのに助けになす。また、笑顔でいる人は、「話しかけやすい」雰囲気を作っているので、コミュニケーションを取る上での助けとなります。

例えば、自分の知らない部署に仕事の話を聞きに行ったとき、誰に問い掛ければいいかわからないことがあるかもしれません。そのような時には多分、話しかけやすい人にとりあえず聞いてみようと思うのではないでしょうか?自分が近づきやすい人でいることによって、他の部署の人もそうですが、あまり親しくない同僚とのコミュニケーションのきっかけを作ることができますし、そうなれば仕事の幅も広がっていきます。

また、苦手な同僚や上司の前で自然に機嫌の悪い表情がでてしまう人もいますが、そのような表情は相手を不快にさせるだけです。しかし、そのような相手に、意識して笑顔で対応すれば相手は嫌な気持ちになることはありませんし、苦手という気持ちを察知されることもありません。常に笑顔でいるのは難しいですが、仕事中はまじめな顔でも、話しかけられたときに自然に笑顔を見せることは意識していくうちにできるようになっていきます。

特に、何かトラブルがあったり、仕事の進捗が遅れていたりなどストレスがかかっている時などイライラしたりあせったりする事も多くあるかと思います。そのような時はついつい顔に出てしまうことがあるかもしれません。しかし、顔に出してしまうと周りの人にそのイライラが伝わり、周りとの関係を損なってしまいます。仕事の中で大切なのはチームワークです。周囲に悪影響とならないように、マイナスな感情は抑えて気分を顔に出さないことは大切です。そのような時にこそ、他の人と接する時に意識的に笑顔を作り、仕事をするように心がけてください。

 

他人の話を本人がいないところで話さない

会社で人間関係を良好に保つ3つめの要素は他の人の話を本人のいないところでしない事です。それは、容易に噂話に発展しかねないからです。職場で、発生する「うわさ話」は、出どころがわからず、真実かどうかわからないようなものが多く、そうしたうわさ話をすると、噂の対象になっている人に対して良くない先入観が生まれます。その結果、最初の話におひれはひれがついて真実とかけ離れた中傷に発展しかねません。

また、その話が真実だったとしても、その人にとって触れられたくないような話だった場合、あなたの信用は著しく損なわれかねません。ですから、個人から聞いた話は自分だけの胸にしまっておいて本人がいない時に他の人に話すことがないようにしましょう。

また、こうした噂話は、社内の闇の権力争いや駆け引きなどに使われる場合もあります。そうしたところに加担しうわさ話に参加する人がいれば、職場の雰囲気や環境は悪くなります。その反面、うわさ話に加担しない人は、職場の人間関係を良い状態に保つことができます。その結果、不必要な問題に巻き込まれずに仕事に集中ができるので、会社内でも気持ちよく仕事ができます。

自分のペースで真面目に仕事に取り組む

最後に4つめですが、仕事は自分のペースで真面目に取り組む。ということです。特に経験のない社員は、私語をしながら業務に携わるとミスを犯しやすくなります。そのようなミスが重なると周りから仕事をせずに話しばかりしている人と評価されるかもしれません。そうなればそのような人に対して信頼することは難しくなります。

確かに仕事中でも、日常的な会話をすることがありますし、人間関係を円滑にするためにも、業務に関係のない話をすることもあります。正しいタイミングでの会話は潤滑油としてコミュニケーションを深める点でも必要です。しかし、職場で真剣に仕事をしている人にとって、近くに私語が多い人がいると自分のペースで仕事ができなくなったり、仕事に集中できなくなるなどストレスがたまります。そうなれば同僚との関係もギクシャクしてくるのではないでしょうか?

ですから、自分や他人のペースを崩すような私語は避けるべきです。

しかし、自分では気をつけていても、話し好きな先輩や同僚がいつも話しかけてくるという場合はどうすればいいでしょうか?

そのような場合は笑顔で受け流してできるだけ話をふくらまさないように意識してください。いつも話がふくらむと私語が目立つようにななってしまうかもしれません。

また、なかなか話が止まらない先輩なら、書類を回すために席を外すとか、急ぎのメールの返信をしなくてはいけないと告げたり、鳴っている電話を取るなどして仕事に戻るきっかけを作ることができるかもしれません。もしくは、ぜひ昼休みに続きを聞かせてくださいと。と述べて会話を打ち切ることも相手の機嫌を損ねず断ることができ、有効かもしれません。

 

そのほかにも仕事に対する焦りなどほかにも様々な仕事を自分のペースですることを難しくする要素もあります。しかし、どのような要素があったとしても、自分のペースでしっかりと1つ1つ確認しながらゆっくり落ち着いて業務に取り組むようにするなら、周りからの信頼を得ることができ、社内での人間関係を構築するのに良い影響を与えることに間違いありません。

チームワークが求められる職場こそ他の人と上手くやっていくことがとても大切です。

 

今回考えた職場での人間関係を良好に保つための4つの要素
挨拶をする、笑顔を心がけること、他人の話を本人がいないところで話さないこと、そして、仕事は自分のペースで真面目に取り組む。という
これらのことを実践することによって職場の人との良い人間関係を築いていきましょう。

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