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職場で信頼関係を築く方法

職場での信頼関係を築くビジネスマナー
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職場ではいろいろな人が集まっています。様々な考えの違う人が集まっている職場では円滑に業務を進めていくためには人間関係やコミュニケーションがとても大切です。それらを支えているのがお互いの信頼関係です。信頼関係の築かれていない職場では業務に問題が起こることだけでなく人間関係が複雑になり仕事上でのストレスも溜まりやすくなってしまいます。

ですから、職場での『信頼関係』はとても大切です。

信頼関係の言葉の意味は「お互いを信じて頼る関係」のことです。 信頼関係が生まれるためには、こちらが一方的に信じるだけではなく、相手からも信頼される必要があります。

「信頼」の意味

信頼に似た言葉に信用という言葉があります。
・「信用」という意味は、過去の実績などに基づいて、証拠によって信じることです。つまり信用とは過去のことであり、条件付きに行うものです。信用取引には担保が必要なように、取引の条件に、まず何かを差し出す必要があるという、交換条件によって成り立つものです。信用には契約が必要です。
しかし「信頼」の意味は、未来に対しての期待を表しています。担保などの条件なしに、無条件で信じて、頼りにするという意味です。
信頼とは期待を含みますが、保証は含まれません。
契約が履行されなかったとしても担保がないわけなので「自己責任」で信じなくてはなりません。ですから信用よりも強く相手を信じる動機が必要になってきます。
では、そのような信頼関係をどのように信頼関係を築けばいいのでしょうか?
今回は職場で信頼関係を築く5つの方法について考えてみたいと思います。

 

信頼関係を築く5つの方法

相手に関心を持つ

だれでも自分に対して無関心な人より「自分のことに関心を持ってくれる人」に対して良い関係を築きたいと思います。良い関係は信頼関係を築く基礎になります。ですから相手に関心を持つことはとても大切です。しかしどのように関心を持ち信頼関係に発展させることができるでしょうか?
何か助けてほしいときに関心を持って近づくのでは、見返りを望んでいる「信用」であって、信頼を築くことはできません。

普段から相手に注意して関心を持つことが必要です。普段、接するときに、相手の悪いところではなく何でも小さいことでも良いので良い点を探してみてください。注意して相手の長所を探そうとすることで相手の良さを知ることができます。そのようにすることによって信頼を築きたいという気持ちが増します。ですから、あなたの気づいた相手の良い点を見つけて積極的に褒めてください。褒められることによって嫌な思いをする人はいません。それは自分より立場が上の上司であってもかわりません。

また、相手の話を良く聞くことや、質問をすることによって相手に関心を示すことができます。相手の話をただ聞くだけでなく関心を持って聞くことにより、相手は親しみやすさを感じ距離を縮めることができます。このように、あなたが関心を持ってくれていることを感じるなら一緒にいるのが心地良いと感じて信頼関係を結びたいと動かされるでしょう。

 

相手を信じる

信頼関係は、お互いに信じえなければ成り立つことはありません。
普通、信頼関係を築きたいと思うと、まず先に相手からの信頼してほしいと考えてしまうかもしれませんが。しかし、そうではなく、まず、自分から先に相手のことを信じないと信頼関係は始まりません。

少し考えてみてください。私達は、誰かに何かしてもらうと、してもらったことに対して何かを返そうとする心理が働きませんか?

同じように、自分のことを信じてくれた人に対しては、信じようとする心理が働きます
相手のことを信じることは相手によっては難しく感じるかもしれませんが、自分が先に相手を信じることによって、それを感じ取った相手が今度は自分を信じてくれるようになります。
ですから、最初に相手を無条件で信じることが大切です。

無条件で信じるということは相手から見返りを期待しないで信じるということなので自分が思い描いていた結果を相手が出せなくても裏切られたと感じることはないはずです。また、信じて相手に仕事をお願いしたなら、機会のあるごとに指示をするのではなく、できるだけ相手に任せて必要なときだけアドバイスをすることも大切です。

このように相手を信じることによって、相手もあなたのことを信じてお互いの信頼関係を生み出すことができます。

誠実な態度

誠実さに関してとても大切な部分は約束を守ることです。
もし、あなたが約束を守らなければ、信頼関係は崩れてしまいます。しかし、時として約束をどうしても果たせない場面が生じることもあるかもしれません。そのようなときに、理由を述べる必要があっても、言い訳にとらえられるなら誠実さがないと思われます。

約束を破ってしまうというのは、相手に対する裏切り行為となります。小さな約束でも約束を一つづつ守っていくことが重なり信頼関係が築かれていきます。約束を破るということは積み重なった山を崩すことと同じです。今まで築いてきた信頼を失うとともに、今後、信頼されることが難かしくなります。たとえ、社交辞令のつもりで言った軽い約束であっても守らなくてはいけません。

もし守ることのできない約束であれば、その場の雰囲気に飲まれて、約束をするべきではありません。

また自慢をしたり、見栄を張って相手を欺こうとする行為も誠実さに欠かけていると言えます。正直に裏表のないありのままの姿を普段から見せるようにしましょう。

不満を口に出さない

不満は聞いている人の気持ちをネガティブにさせます。話している人の言っていることに同意や納得してしまうと話に加わることがあるかもしれません。しかしよく考えてみるといつも不満を周囲の人に漏らしている人をあなたは信頼したいと思うでしょうか?

また、会社に対する不満だけでなく他の人の悪口や噂話をしている人を信じることができるでしょうか?職場での不満や噂話は、ネガティブな気持ちを正当化してその場では盛り上がるかもしれませんが、冷静に考えれば、話している人は自分の不満の同意を周りに求めているだけで、聞いている人たちは場合によっては自分のことも他の人に同じように話されたりするのではないかという恐れと疑いを持ちます。

ですから、先ほど考えた正直でありのままの自分を普段から見せる人は誠実で信頼関係を気づくことが容易なのに対して、自分の事を話さずに不満や、悪口、陰口、うわさ話ばかりする人は、信頼されるのはむずかしいでしょう。ぜひ避けてください。

ベストを尽くす

スポーツ中継やドキュメントなどで競技に一生懸命取り組んでいる姿を見て感動したことはないでしょうか?そのような一生懸命に物事に取り組んでいる人からは勇気をもらうことができ、難しい状況に陥ったとしても自分も頑張ろうと心を動かされます。また、そのように頑張っている人たちを応援したいという気持ちになります。

同様に職場でも物事に一生懸命取り組んでいる人に対して、なにか役に立つことをしてあげたいという気持ちに動かされます。

逆に、いつもダラダラと仕事をしている人に対してどのように感じるでしょうか?信頼したいと心を動かされることはないでしょう。

ですから、物事に真剣に取り組組むかどうかは信頼関係を築く上でも重要な要素です。
また、上司などから指示された時、指示されたことだけしかしない人は、自分のことしか考えていないと受け止められ信頼することは難しいと感じます。

逆に普段から上司が望んでいることを考えて行動できる人は、指示された仕事に加えて他に相手にとって喜ばれる何かを提供できないかということを考えて行動します。それは、相手に対する関心の表れとなり信頼を生み出すことができます。

このように自分のベストを尽くすことは信頼関係を築くために欠かすことができない要素と言えるでしょう。

 

信頼関係では一日で築けない

ここまで、信頼関係を築くための主な5つの要素について考えて来ました。
信頼関係を築くには、お互いに築きたいと思うことが大切です。ですから相手が信頼してくれるのを待つのではなくこちらから信頼関係を築く上でできることを行っていくことが大切です。

また、信頼は一日で作れるものではありません。毎日の積み重ねで築いていくものです。そして、一つの行動で一瞬にして壊れてしまうこともあります。是非、これら5つの要素を積極的に行動に表していきましょう。

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